紙(かみ)とは、植物などの繊維をくっつけ合わせ、薄く平(たいら)にしたもの。日本工業規格 (JIS) では、「植物繊維その他の繊維を膠着させて製造したもの」と定義されている。
狭義の紙は、植物繊維を水に分散させてから、簀の子や網の上に広げ、脱水・乾燥して作る。広義の紙には、原料として金属や合成繊維を用いたものや、水を使用しない乾式で製造したものが含まれる。例えば、不織布は紙の一種として分類されることがある。
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用途は、情報の記録・伝達を目的とした筆記や印刷をはじめ、包装・衛生などさまざまなものがある。
紙の原料である植物繊維は、セルロースが主成分である。
セルロースは、水素結合によって結びつく性質がある。紙を構成する植物繊維がくっつき合うのは、主にこうした水素結合のためである。一方、水素結合は水が入るとすぐ切れるため、防水加工していない紙は水濡れに弱い。
紙は、原料により和紙と洋紙に分類される。割合をみると、現在は木材を原料としたパルプから、機械を使って製造した洋紙が多くの割合を占めている。